
2007年に和綿(国産の無農薬コットン)の存在や海外のコットン栽培(多くの農薬を使用)の状況を知りました。そして日本のコットン自給率が0%であることに驚き、日本の在来種である和棉の無農薬栽培活動を始めました。のちに収穫したコットンからは「糸つむぎ」が出来ることを知り、参加者で糸紡ぎを練習し、染色、機織りも行い、普段着ている服は、土から成ることを体感することが出来ました。全ての布や服は糸の集合体であり、綿を紡ぐことから一本の線(糸)に、その糸を織ることで面(布)になり、身に纏うことが出来ていることを知り得ました。そして自分たちが感じてきたことを多くの方に知って頂きたいと思い、ワークショップを実施しております。これまで糸つむぎワークショップは累計で3,000名以上の方々に受講頂いております。皆様にはコットン栽培の現状(和綿の歴史や世界的な栽培における農薬関連の実態)をお話しする度に大変驚かれております。また収穫された状態のコットンがどうやって糸になるのかの工程では皆様にとても興味深く体験頂いております。指先を使うスピンドルによる糸つむぎは、集中力の向上や癒しになるなどの感想も多く、また認知症の抑制等にも効果があると言われているようです。また2012年には繊維の短い和綿に適したスピンドルを就労支援施設(就労継続支援B型)との共同で現在のスピンドルの製造が実現出来ました。活動の向上と共に多くのお仕事を就労支援施設に発注する等のコミュニケーションも目指していることのひとつとなります。
私たちが日常身に着けている洋服の多くはコットンで出来ています 。しかし今日本はコットン栽培をしていません。産業自給率は0% と言われていますが、かつては日本にも「和棉」と呼ばれた在来種のコットンがありました。江戸時代に最盛期を迎えたとされ、開国と明治の産業革命により衰退、国の作物統計からも姿を消し壊滅した歴史があります。製品にMade in Japanとあっても原材料コットンはメイドインジャパンではありません。外国で栽培され輸入されるコットンは繊維の長い農作物です。対して和綿は繊維が短く弾力性に富んでいて蒸れにくいなど湿度の高い日本での生活に合っているとされていますが、明治時代の産業革命により日本は自国のコットン栽培を放棄してしまいました 。しかし産業的に壊滅したとは言え、志ある少数の方々により和棉の種は絶滅していませんでした。その種を守り日本で採れたコットンをこの国で纏いたいと思っています 。

私たちが日常身に着けている洋服の多くはコットンで出来ています 。しかし今日本はコットン栽培をしていません。産業自給率は0% と言われていますが、かつては日本にも「和棉」と呼ばれた在来種のコットンがありました。江戸時代に最盛期を迎えたとされ、開国と明治の産業革命により衰退、国の作物統計からも姿を消し壊滅した歴史があります。製品にMade in Japanとあっても原材料コットンはメイドインジャパンではありません。外国で栽培され輸入されるコットンは繊維の長い農作物です。対して和綿は繊維が短く弾力性に富んでいて蒸れにくいなど湿度の高い日本での生活に合っているとされていますが、明治時代の産業革命により日本は自国のコットン栽培を放棄してしまいました 。しかし産業的に壊滅したとは言え、志ある少数の方々により和棉の種は絶滅していませんでした。その種を守り日本で採れたコットンをこの国で纏いたいと思っています 。

組織概要
- 名称
- NPO法人東京コットンビレッジ
- 目的
- 和棉(国産の無農薬コットン)の栽培および糸紡ぎワークショップなどの普及啓蒙に関する事業を行い、将来的に環境保全と伝統技術の継承に寄与することで地域社会に広く貢献
- 事業内容
- ・無農薬コットンの栽培指導事業
・糸紡ぎ、染色、機織りの指導事業
・ワークショップ・講演・イベント・啓発活動事業
・コットンに関連する物販、出版物販売事業
・音楽、デザイン、芸術文化 と協業した 活動・ イベント事業
・その他目的の達成に必要な事業
- 役員
-
代表理事 /冨澤 拓也
副理事 / 小林 玲子
理事 / 多良 勲
理事 / 佐々木 理恵
監事 /高野 雅也
- 定款
- 定款
NPO法人東京コットンビレッジ
〒154-0022 東京都世田谷区梅丘2-8-13 1F
03-5799-6995 ※営業時間12:00-19:00