私たちが日常身に着けている洋服の多くはコットンで出来ています。しかし今日本はコットン栽培をしていません。産業自給率は0%と言われていますが、かつては日本にも「和棉」と呼ばれた在来種のコットンがありました。
春に種を蒔き、秋に収穫されるコットンから糸を紡ぐことが出来ます。種を取り繊維を解し整え、糸を紡ぎます。取った種は翌年蒔くため大切に保存します。ふわふわの細かな繊維は引きながら撚ると一本の糸になっていきます。
私たちは毎日コットンを着ます。Tシャツ、ジーンズ、靴下…日本産やメイドインジャパンであっても原料となるコットンは海外から輸入されています。江戸時代には各地で綿の栽培を競いあったため各地の品種が存在しました。
繊維の短い和綿に適したスピンドルを就労支援施設(就労継続支援B型)との共同で現在のスピンドルの製造が実現出来ました。活動の向上と共に多くのお仕事を就労支援施設に発注する等のコミュニケーションも目指していることのひとつとなっています。
eventsイベント
和棉、糸紡ぎの啓発に向けたイベントの企画・実施と継続。
products製品開発
和棉含有コットン衣料等新たな製品開発とその継続。
industryワタ栽培
ワタ(和棉)の作物統計項目への復帰。
promotion0%→1%
日本における和棉種の保護と自給率の増加、和棉活用の推進。