日本古来のオーガニックコットンで、和綿から見えるゆたかさとは?

2023/12/3

棉の収穫祭(港南区:カフェこやぎ)

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2023/11/19

世界のオーガニックコットン収穫会2023

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2023/8/26

糸紡ぎと平織りワークショップ @梅ヶ丘

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2023/8/20

糸紡ぎと平織りワークショップ @千歳烏山

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2023/6/25

コットン畑ワークショップ@横浜港南区 定期開催

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2023/4/30

コットンの種まき&BBQ@横浜港南区 定期開催

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日本古来の和綿という存在

私たちが日常身に着けている洋服の多くはコットンで出来ています 。しかし今日本はコットン栽培をしていません。産業自給率は0% と言われていますが、かつては日本にも「和棉」と呼ばれた在来種のコットンがありました。江戸時代に最盛期を迎えたとされ、開国と明治の産業革命により衰退、国の作物統計からも姿を消し壊滅した歴史があります。製品にMade in Japanとあっても原材料コットンはメイドインジャパンではありません。外国で栽培され輸入されるコットンは繊維の長い農作物です。対して和綿は繊維が短く弾力性に富んでいて蒸れにくいなど湿度の高い日本での生活に合っているとされていますが、明治時代の産業革命により日本は自国のコットン栽培を放棄してしまいました 。しかし産業的に壊滅したとは言え、志ある少数の方々により和棉の種は絶滅していませんでした。その種を守り日本で採れたコットンをこの国で纏いたいと思っています 。

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糸を紡ぐことから気づくこと

春に種を蒔き、秋に収穫されるコットンから糸を紡ぐことが出来ます。種を取り繊維を解し整え、糸を紡ぎます。取った種は翌年蒔くため大切に保存します。ふわふわの細かな繊維は引きながら撚ると一本の糸になっていきます。それはとても心落ち着く手仕事です。現在この工程はほぼ海外の工場で行われていますが、実は誰でも家の中で出来るコトであり、糸が出来れば布を創るコトが出来ます。布は糸の集合体であり、糸は繊維の集合体です。そして繊維は畑で採れる農作物です。これらの工程から学び得るモノは多く現代社…会にとって必要と思うのです。一見原始的なようですが「衣」の原理原則は紀元前から変わることなく現行技術であることから、今後の発展に向けた本質やヒントを兼ね備えていると思います。これらのキズキもひとつの「豊かさ」だと考えています。

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当たり前すぎて考えたこともないぐらい日常生活に必要不可欠なコットン。あまりに身近過ぎて見えなかった真実。しかしその歴史や背景はとても興味深いものです。栽培、糸紡ぎを通じて、感じる・考える機会の創出がわたしたちの推し進める社会貢献です。多くの方々に知って頂き、新しい発想と音楽イベントにより「楽しく」伝えていきたいと考えています。

東京コットンビレッジのビジョン、未来に向けて

eventsイベント

和棉、糸紡ぎの啓発に向けたイベントの企画・実施と継続。

products製品開発

和棉含有コットン衣料等新たな製品開発とその継続。

industryワタ栽培

ワタ(和棉)の作物統計項目への復帰。

promotion0%→1%

日本における和棉種の保護と自給率の増加、和棉活用の推進。